検索

2大会連続の五輪メダル。カーリング女子日本代表の鈴木夕湖が語る「ロコ・ソラーレと私」 (3ページ目)

  • 竹田聡一郎●取材・構成 text by Takeda Soichiro
  • 藤巻 剛●撮影 photo by Fujimaki Goh

――確かに鈴木選手は独特の雰囲気があって、数々の"天然"的な逸話を残していますよね。

「あんまり自分では天然とは思わないけれど、他人から見たら『おかしいんだろうな』とは思います。みんなが恥ずかしいと思うところで、自分は恥ずかしいって思わなかったりして、ちょっと変わっているのかな?」

――あまり感情的になったりしませんし、表裏のない素直な方、という印象があります。

「あっ、裏表はないですね。表だけでやっております(笑)」

――プライベートで仲のいい小野寺佳歩選手(北海道銀行フォルティウス)や石垣真央選手(富士急)らも独身ですが、彼女たちが結婚されたら、再び"焦り"の感情が芽生えたりしますかね。

「それは、超あるかもしれない。佳歩と真央だけでなく、高校の時から仲のいい友だちはみんな、まだ独身なんですよね。それぞれが結婚し出したら、ちょっと焦るかも。でも、たぶんないから大丈夫(笑)。とりあえず、今は全力でカーリングのことだけを考えています。相手もいないですし」

――吉田夕選手にも話を聞くので、鈴木選手にはどんなタイプの男性が合うのか、うかがっておきます。

「あっ、それはすごくいい。夕梨花は私のことを私よりもわかっているので、ぜひ相談しておいてください」

――逆に、吉田夕選手にはどんなタイプの男性が合うのでしょうか。

「"社長"です」

――社長? ですか。

「大森(達也)トレーナーともよく話をしているんですけれど、夕梨花って、何事においてもすごく能力が高いんですよ。私みたいに主張が強くなくて、控え目ですけど、仕事を完璧にこなす。そういう人なので、社長の奥様として、うまく生きていける――そんな姿が目に浮かぶんです。ぜひ、どこかの社長を見つけて、玉の輿に乗ってほしいです」

3 / 4

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る