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2大会連続の五輪メダル。カーリング女子日本代表の鈴木夕湖が語る「ロコ・ソラーレと私」 (2ページ目)

  • 竹田聡一郎●取材・構成 text by Takeda Soichiro
  • 藤巻 剛●撮影 photo by Fujimaki Goh

――世界的にもトップクラスのリードになりましたね。

「私は本当に(世界で)いちばんうまいリードだと思っています。リードって目立つポジションではないですし、わりと簡単って思われがちなんです。でも逆に、ミスが出たらすごく目立ってしまうような、損をする役回りだったりもします。

 そういったポジションにあって、夕梨花はしっかりとモチベーションとポジションへの誇りを持っている。完璧なリードを自分自身に求めて、やり切る。リードというポジションへの見方を変えてくれた選手でもあります」

――その吉田夕選手をはじめ、オリジナルメンバーで言えば、馬渕恵さんや江田茜さんも個性的なキャラクターでしたね。

「確かにそうですね。クセが強い(笑)」

――本橋選手もそうですが、馬渕さんも結婚されて、10年でみなさんの人生にも変化が見られました。鈴木選手は、そうした自らの人生設計というものをいろいろと考えていますか。

「ない! まったくないんです」

――結婚願望とかもないのでしょうか。

「願望がないわけではないんですけどね......。(出会いの)機会がないんです。何年か前、26歳くらいの時だったかな。『あれ?(このままだと)ヤバいのかな』って思った時期はあったんですけれど、どこかのタイミングで『これ私、完全に乗り遅れたんだ』と悟って、いいのか悪いのかわからないですけれど、(結婚に対する)"焦り"みたいなものはなくなりました。決して諦めている感じでもないけれど、強く憧れてもいない。そんな感じですかね」

――好みの男性のタイプとかはありますか。

「面白くて、話が合う人だったら、どんな方でも幸せになれそうな気がするんですけれど......。でも私と話が合う人は、変わっている人かもしれません」

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