河辺愛菜の悔しい初五輪。「4年後は出場するだけでなく、上位を目指せる選手に」 (4ページ目)
「ジャンプのことばかり考えてしまい、一番いい滑りをできなくて。そのなかでも、最後まで諦めずに滑れたのはよかったのかなと。あまりよかったところはなかったですが」
初めての五輪は、苦痛を伴うものだった。しかし、その打撃は心を突き動かし、糧となるだろう。彼女はこれまでもそうして困難に向き合い、てこにして成長を遂げ、五輪の代表選手になっているのだ。
「(今回の演技は)申し訳ないし、(自身も)こんな思いもしたくないので。まずは次(3月)の世界選手権に向け、悔しかった部分を全部出せるように、いいものに変えられるように頑張りたいです。4年後は出場するだけじゃなくて、上位を目指せる選手になれるように」
終わりは始まりの合図だ。
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