ウナギ・サヤカが語る「ただのバカが負けた」とならないための努力 プロレスを面白くするために常に考え、すべてを吸収する (3ページ目)
――そういえば、私も「ひつま武士名誉平社員」(YouTubeのメンバーシップ)になりましたよ。月額590円で、後楽園ホールのワンマッチ興行も、両国自主興行もフルで視聴できるなんて、お得すぎる!
ウナギ:ありがとうございます!
――最近の動画ですごくよかったのが、『ウナギ・サヤカとプロレスを観に行ったら......』(プロレスルールの解説動画)です。ウナギさんが可愛すぎて、本当にキュンキュンしました。どういう経緯で撮ることになったんですか?
ウナギ:プロレスのルールを説明する動画って世界中にあるんですけど、恋愛シミュレーションゲームみたいな、昔の人だったら"刺さる"感じの動画があったら面白いんじゃないかという話を、今成(夢人。ガンバレ☆プロレス所属)さんとしたんです。バカっぽいのがいいから、「ササダンゴ(スーパー・ササダンゴ・マシン/マッスル坂井)も入れましょう」ということで、ササダンゴに脚本をお願いしました。
――豪華ですよね。脚本・マッスル坂井、撮影・今成夢人。もうね、今成さんのむっつりな感じとか、いい意味でねちっこい感じがすごく出ていて、最高でした。
ウナギ:撮影してる時なんて、ただの変質者でしたよ。「マジでけっこう、気持ち悪いですよ」ってずっと言ってた。
――アハハハ! 他の動画も、今成さんが撮っているんですか?
ウナギ:他の動画は、ちゃんとしたYouTubeの人が撮ってます。それも運命的なんですけど、ワンマッチの時に初めてプロレスを見に来てくれた人で、「これはもうやりたい」みたいな。彼の得意ジャンルは密着なので、これからたぶん密着動画が上がっていくんじゃないかな。
――突然、YouTubeに力を入れ始めたから、何かあったのかなとは思ったんですよね。
ウナギ:やっぱり"外"に届けたいんですよね。ゴールデンウィーク中に7試合したけど、パンパンの会場なんてひとつもなかった。連休はみんな家族で出かけるのかもしれないけど、その外出先がプロレスになってほしいな、というのがありますね。野球みたいな感じで、家族でとか、デートでとか、そういうものに変えられたらいいなと思ってます。"幸せなプロレス"を掲げたからには、知ってもらうことが大事だと思うので。
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