【ボクシング】PFP投票者が示す井上尚弥「PFP1位」の長期政権の可能性 ヘビー級ウシク苦戦とその他の理由とは?
中谷潤人を倒し、3度目のPFP1位に輝いた井上尚弥 photo by Kyodo News
前編:PFP投票者が語る井上尚弥の現在と未来
"モンスター"はいつまで"世界最高のボクサー"であり続けるのか。
4階級制覇王者で現在は世界スーパーバンタム級の4団体王座を保持する井上尚弥(大橋)は5月2日、中谷潤人(M.T)に勝ったあとに『リングマガジン』が選定するパウンド・フォー・パウンド(PFP)1位に再浮上した。過去2度の1位浮上時は比較的すぐに2位に落ちたが、今回は"安定政権"を築く可能性もありそうだ。
PFP2位の世界ヘビー級統一王者&2階級制覇王者のオレクサンデル・ウシク(ウクライナ)は5月23日、リコ・バーホーベン(オランダ)に大苦戦。ボクシングでの実績に乏しいキックボクシング王者との異色マッチで序盤にリードを許し、なんとか11回TKOで勝ち残ったものの、PFP1位復帰が議論されるような内容ではなかった。この試合後、「やはり井上こそがNo.1」という声が高まっているのは事実である。
それでは逆に、次戦は来年になると目される"モンスター"が2026年中に1位から陥落することがあるとすれば、どのような流れか。そして、来春にも実現が期待される2階級制覇王者ジェシー・"バム"・ロドリゲス(PFP4位/アメリカ)とのスーパーファイトはどんな意味を持ってくるのか。今回は筆者も参加しつつ、『リングマガジン』のランキング選定委員に4つの質問をぶつけ、近未来の行方を占ってみた。
【パネリスト】
◆ダグラス・フィッシャー(ロサンゼルス在住。『リングマガジン』編集長 Xアカウント : @dougiefischer)
◆エイブラハム・ゴンサレス(ロサンゼルス在住。『FightsATW.com』の創始者であり、ライター Xアカウント : @abeG718)
◆アダム・アブラモビッツ(フィラデルフィア在住。『Saturday Night Boxing』, 『リングマガジン』で執筆 Xアカウント : @snboxing)
◆杉浦大介(ニューヨーク在住。日本人唯一の全米ボクシング記者協会会員 Xアカウント : @daisukesugiura)
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著者プロフィール
杉浦大介 (すぎうら・だいすけ)
すぎうら・だいすけ 東京都生まれ。高校球児からアマチュアボクサーを経て大学卒業と同時に渡米。ニューヨークでフリーライターになる。現在はNBA、MLB、NFL、ボクシングなどを中心に精力的に取材活動を行なう


