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【バレーボール女子日本代表】初の外国人監督・アクバシュ新体制に期待感「今年の夏に花を咲かせたい」  (2ページ目)

  • 坂口功将●文 text by Sakaguchi Kosuke
  • photo by AFLO SPORT

【新キャプテン石川真佑の強い思い】

 登録メンバーには、初選出も含めて総勢35名が名前を連ねた。キャプテンを務めるのは直近2大会の五輪出場を果たしている石川真佑(ノヴァーラ/イタリア)。ここ2シーズンはイタリア・セリエAでプレーし、所属先ではエースを担うなど研鑽を積んできた。

 代表キャプテンについて石川は「自分がいろんな経験をさせてもらっている以上は、チームが勝つために、強くなるためにやらなければいけないことが増えてきたと感じていました。自分がやりたい、とまではいきませんが、自分がやらなければ、という気持ちのほうが大きかったです」と強い思いで向き合っている。

 石川が日本代表でキャプテンを務めるのは、女子U20日本代表以来のこと。そのときは、2019年の女子U20世界選手権で初優勝を遂げ、自身も大会MVPに輝いている。今回のメンバーを見ても、その際のチームメイトである山田二千華と中川つかさ(ともにNECレッドロケッツ川崎)、荒木彩花と西村弥菜美(ともにSAGA久光スプリングス)といった、すでに代表で主力を担う面々や国内リーグの実力者たちが並ぶ。

 彼女らは石川にとって「年齢も近いのでたくさん話ができる間柄ですし、お互いにわかり合えているぶん、やりやすさと言いますか、うまくはまっている部分はあると感じます」と好影響をもたらしているようだ。

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