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【ハイキュー‼×SVリーグ】VC長野の飯田孝雅は烏野の縁下力のように「逃げない」 大きな壁に立ち向かう (3ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki

――印象に残った名言は?

「烏野の縁下(力)の『逃げる方が絶対後からしんどいって事は もう知ってる』ですね。和久南戦、縁下はキャプテンの代わりに入り、プレー以外でも頑張る姿を見せて、それでみんなが奮い立つ。あれはいいですよね。VC長野も"誰が出ても戦える"というのが目標なので」

――好きなキャラクター、ベスト3は?

「やっぱり、縁下が1位です! 2位は白鳥沢のウシワカ(牛島若利)。同じオポジットだし、あの強さはすごいです。ストイックなのもいいですね。3位は烏野の山口(忠)。僕もサーブが得意なんですけど、山口もピンチサーバーで出てくるじゃないですか。うまくいかないこともあったけど、それを乗り越えて春高で活躍する。葛藤して成長しているところに共感します」

――ベストゲームは?

「烏野vs和久南ですね。さっきも言いましたが、縁下がとにかくいいんですよ(笑)。他にも、町内会チームとの対戦から"ゴミ捨て場の決戦"など、どの試合もいいんですけどね」

(連載46:東レアローズ滋賀の戸部真由香が尊敬する日向翔陽のバレーに向かう姿勢 自らも「最強の囮」の意識でプレー>>)

【プロフィール】

飯田孝雅(いいだ・こうが)

所属:VC長野トライデンツ

2002年1月19日生まれ、千葉県出身。183cm・オポジット。中学からバレーを始め、市立船橋高校を経て東海大に進学。大学4年時に主将を務め、チームを全日本インカレ3位に導く。2024年、VC長野トライデンツに入団した。

著者プロフィール

  • 小宮良之

    小宮良之 (こみやよしゆき)

    スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。

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