【バレー】木村沙織以上のスケール感! 16歳・宮部藍梨の可能性 (4ページ目)
今年度のシニア世代の国際大会スケジュールは、全日本選手の主力複数が所属する久光製薬が出場する世界クラブ選手権(5月)、アジア選手権(5月)、ワールドグランプリ(7月)、オリンピックの出場権のかかるワールドカップ(8月)と大事な大会が目白押しの状態だ。東京五輪をにらんで宮部に声がかかる可能性も高い。だが本人は「性格的に、そんなに自分が自分が……というタイプではないので、選ばれたら頑張ります! という感じです」とマイペースだ。
「東京五輪も、周りから言われてだんだん実感がわいてきたかな? というところです。実は大学進学を考えているので、うまく勉強と両立できるようにしていけたら一番良いな」
過去にも廣(ひろ)紀江、佐藤伊知子ら大卒で五輪プレイヤーとなった選手もいるし、2013、2014年度の全日本リベロ佐藤あり紗も東北福祉大学卒だ。宮部にはぜひ、文武両道を地でいって、ロンドン五輪の時よりいい色のメダルをもたらしてほしい。それだけのポテンシャルはある選手なのだ。
4 / 4