【バレー】木村沙織以上のスケール感! 16歳・宮部藍梨の可能性 (3ページ目)
ユース代表に選ばれて、「日本を代表する選手としての振るまい」にも気をつけるように言われ、初めて意識するようになった。「あいさつや、取材なども……以前はそんなにきちんとはできていなくて。『ふーん』って感じで。申し訳なかったと思います。今はできるだけちゃんと対応させていただくようにしているつもりです」
ユースで仲がいいのは、下北沢成徳高校の1年生3人組、黒後愛、堀江美志、山口珠李。取材で訪れたときも、黒後がさかんに宮部にちょっかいをかけてきて、微笑ましい光景が見られた。
「世界ユースの抱負ですか。一昨年あった前回の世界ユースの映像をみんなで見たんですけど、190cm以上の人とか2mある人とかがいて、もう未知の世界で。手も、ネットから肘まで出ていて、想像を遙かに超えているブロックの高さだったり、サーブのえぐさだったりに、自分たちがどこまでやれるんだろうと不安に思う気持ちと、逆にワクワクする気持ちと両方生まれました」と頼もしいコメント。
今年はインターハイのすぐ後に世界ユース(8月)があるので、とにかく時間に余裕がないことを頭に入れて、コンディションを整えたいとのことだった。
オフは何をしているのですか? とたずねると「金蘭会って基本、オフがないんですよ!」と、ちょっと口をとがらせながら苦笑した。「春高の後も1日だけオフがあったんですけど、疲れていて、とても遊びに行ったりはできなくて。もうずっと寝てました」
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