ラグビー明治大、22年ぶりの頂点へ。
新主将&新監督で春は帝京大を撃破 (3ページ目)
「キャプテンのプライドや責任はありますが、(その立場を)考え過ぎて自分のプレーが出せないと、キヨさんが僕をキャプテンに指名した意味がなくなる。周りに支えてくれる人がいますし、リーダーたちが(他の部員の)面倒を見てくれているので、彼らを頼りながら自分のプレーをぶれずにやっていきたい」
新チーム最初のミーティングで、明治大は今年度のターゲットを「2019年1月6日の大学選手権決勝で勝利すること」に定めた。そして、スローガンは選手たちだけで3週間ほど話し合い、「イクシード(EXCEED/超える)」に決めたという。
「シーズンを通して、よくないときにどう乗り超えるか――。昨年度は準優勝だったので(それを超えて大学)日本一という目標にも合っているし、日々の練習にも通じます。すべての面で『イクシード』したい」
大学ラグビーシーズンは始まったばかりだが、10連覇を狙う帝京大を破った強さは本物だ。今年度、優勝候補の一校であることは間違いない。
「キヨさんが大学生のとき以来、明治大は優勝していないですし、ポジションも同じで性格も(お互いに)勝ち気ですし、なんか縁を感じますね(苦笑)」
田中監督と福田キャプテンという新旧SHコンビで、今年こそ紫紺のジャージーが22年ぶりの大学王者に返り咲くことができるか――。
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