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NBAドラフト前の渡邊雄太を直撃。
8チームに練習参加で手応えは? (5ページ目)

  • 杉浦大介●文 text by Sugiura Daisuke
  • photo by ZUMA Press/AFLO

――NBAドラフトは21日に迫っていますが、以前は「僕がドラフトにかかる確率はほぼない」と話していました。多くのワークアウトをこなし、現時点での感触はどうでしょう? 

「今でもそこはこだわっていないです。万が一、指名の可能性があるとしても、全体55位から後とか、2巡目のかなり下位の順位になりますよね。ずっと言っていることですけど、僕の目標はそこではありません。目指すのはその後のサマーリーグと、NBAのトレーニングキャンプ。ドラフトされようがされまいが、やることは変わりません」

――NBAではドラフト2巡目で指名されてもNBA入りが確約されるわけではなく、チーム側に交渉権が確約されるだけですからね。渡邊選手もドラフトでどうなろうと、サマーリーグで活躍し、NBAのトレーニングキャンプに行き、そのままロースター入りしたいと以前から話しています。

「はい、そうやってチームに残るのが理想の流れです。サマーリーグが始まってしまえば、ドラフト1巡目指名だろうが、ドラフト外だろうが、関係なく同じコートに立ってプレーすることになります。ドラフトはあまり気にせず、サマーリーグに向けてしっかり体を作っていこうと思っています」

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