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NBAドラフト前の渡邊雄太を直撃。
8チームに練習参加で手応えは? (2ページ目)

  • 杉浦大介●文 text by Sugiura Daisuke
  • photo by ZUMA Press/AFLO

――76ersが8チーム目ということで、これでドラフト前のワークアウトは終了ですか? 

「 終了です。やっとです、本当に(笑)」 

――最初のネッツとのワークアウト後にも話を聞かせてもらいましたが、その時と比べてだいぶ消耗した感がありますね。  

「8チームというのは数自体はそんな多いわけではないですけど、ただ、(先月29日に)ロサンゼルスで"プロ・デー"(注)があって、イタリアでNBAグローバルキャンプがあって、というふうに進んできたんで移動が大変でした。ウィザーズから"プロ・デー"までは1週間くらいあったんですが、"プロ・デー"からイタリアを終えた後は、1日おきくらいのペースでワークアウトだった。さすがにちょっときつかったですね」

(注)渡邊が契約しているエージェント会社、ワッサーマンが主催した公開ワークアウト

――おそらくこれまでの人生でもなかったくらい濃密な時間を過ごしたのではないかと思いますが、この期間を振り返ってどう感じますか? 

「大変だったとは言いましたけど、やはりこういう機会は普通はなかなか与えてもらえないですし、すごく価値のある1カ月だったなと思います。まずはスケジュールを組んでくれたエージェントに感謝したいです。そして、僕を受け入れてくれたNBAのチームにも本当に感謝しています」 

――ネッツ、ワシントン・ウィザーズ、アトランタ・ホークス、オクラホマシティ・サンダー、インディアナ・ペイサーズ、フェニックス・サンズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、そして76ersとワークアウトしましたが、印象に残ったチームは? 

「ネッツではかなり出来がよかったですし、しかも一番最初だったということで印象に残っています。最初がよすぎたんで、その後は"もっとできたな"と感じることも多かった。あと、ペイサーズのときも自分の中ではかなりいいプレーができました。納得できたのはネッツ、ペイサーズのワークアウトです」

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