2018.06.20

NBAドラフト前の渡邊雄太を直撃。
8チームに練習参加で手応えは?

  • 杉浦大介●文 text by Sugiura Daisuke
  • photo by ZUMA Press/AFLO

 2004年にフェニックス・サンズでプレーした田臥勇太に続き、日本人史上2人目のNBAプレイヤーは誕生するのか――。

 ジョージ・ワシントン大を卒業した渡邊雄太が、最大目標であるNBAへの挑戦を本格的にスタートさせている。5月21日のブルックリン・ネッツを皮切りに、全部で8チームのドラフト前ワークアウトに参加。カレッジ4年時にはアトランティック-10(A-10)カンファレンスのの最優秀守備選手に輝いた自慢のディフェンスをはじめ、その能力をNBAの関係者にアピールしてきた。

ジョージ・ワシントン大での活躍から、NBA入りが期待されている渡邊雄太 6月上旬にはイタリアで開催されたNBAグローバルキャンプ(有望なインターナショナル選手を集めたワークアウト)にも参加するなど、約1カ月にわたって極めて濃密な時間を過ごしたことは間違いない。

 18日、フィラデルフィア・76ersのワークアウトを終えた渡邊にじっくりと話を聞いた。ハードスケジュールゆえに激しい疲労を感じさせたが、その表情、口調には自信がみなぎっていた。21日に開催されるドラフトでの指名があるかは微妙な状況だが、指名の有無に関わらず、今後への手ごたえは確実に感じているようだった。

――76ersのワークアウトはいかがでしたか?

「シューティングドリルから始まったんですけど、その時はシュートはよく入っていました。ハーフコートでも、いい感じでスリーポイントを決められました。ただ、最後にフルコートで3on3をやった時はもう足が動かなくなっていましたね」
――NBAの元オールスターで、現在は76ersのGリーグ(将来のNBA選手を育成することを目的としたリーグ)チーム、デラウェア・ブルーコーツのGMを務めるエルトン・ブランドも「印象的なプレーをしていた」と言ってました。そう言われるくらいだから、納得できる内容だったのでは?

「うーん、納得とまでは言えないですけど、まずまずといったところ。それなりにという感じです」