BリーグCSついに開幕。
田臥と富樫が激突する栃木vs千葉は必見だ! (5ページ目)
一方の琉球ゴールデンキングスは、レギュラーシーズンの最後まで西地区2位の座を大阪エヴェッサと争い、直接対決となった5月6日~7日の2試合を連勝(29勝31敗)してCS出場を決めた。ある意味、もっとも勢いのあるチームと言えるだろう。
特に5月6日の一戦は、最大20点のリードを奪われるものの、そこから奇跡的な大逆転で勝利をもぎ取った。三河との今季レギュラーシーズン対戦成績は1勝5敗と分が悪いが、沖縄は熱狂的なファンを持つことで知られている。三河のホーム「ウィングアリーナ刈谷」で行なわれる試合には、沖縄からも多数のファンが詰めかけることは必至。琉球の風に吹かれ、ふたたびミラクルを起こす準備はできている。
栃木ブレックス(東地区1位)
vs.
千葉ジェッツ(ワイルドカード1位)
これがファイナルだと言っても、違和感はまったくない。クォーターファイナルの目玉は、まさしくこのカードだ。
東地区・中地区・西地区の3地区で、断トツでレベルが高かったのが東地区。千葉ジェッツは栃木ブレックス(46勝14敗)、東京に続く東地区3位(44勝16敗)となり、ワイルドカードでのCS出場となった。ただ、栃木とはレギュラーシーズンで4勝4敗と、成績はまったくの五分。さらに千葉はオールジャパン2017で栃木、三河、川崎と居並ぶ強豪たちを退けて優勝している。シード上位は栃木だが、実力は互角と言っていいだろう。
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