竹俣紅アナ「推し」がまさかのダート参戦! 東京新聞杯の注目馬は?

  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

この記事に関連する写真を見る竹俣 紅連載:『紅色の左馬』第12回

スポルティーバとフジテレビの競馬中継番組『みんなのKEIBA』とのコラボ企画、竹俣紅アナウンサーの連載『紅色の左馬』。今回は、竹俣アナが2024年に注目している馬をはじめ、今春のクラシックに向けて熾烈な争いを見せる3歳戦線について話を聞いた――。

この記事に関連する写真を見る 年が明けて、ワクワクする競馬界のニュースが入ってきました。リバティアイランドとブレイディヴェーグがドバイワールドカップデー(3月30日)への参戦を表明したのです。

 前者はドバイシーマクラシック(芝2410m)、後者はドバイターフ(芝1800m)と、出走するレースは異なりますが、昨年同じ3歳牝馬として日本で強さを見せた両馬が、ドバイでどんな走りを見せてくれるのか、今から本当に楽しみにしています。

 海外のレースは、どうしても応援に力が入ってしまいますね。きっと夜遅い時間でも大きな声が出てしまうと思います。

 一方、国内に目を移せば、早くも3歳クラシックへ向けた争いが激しくなっています。

 注目の一頭として、まず名前が挙がるのは、レガレイラでしょう。ポルトガル・シントラにある宮殿を意味する名前もすごくかっこいいこの馬は、GI昇格後のホープフルSで牝馬として初勝利。豪快に差しきったレースぶりは、とても強かったですよね。

 途中、シンエンペラーにぶつかられたシーンもありましたが、怯まず前に進んでいく様子を見ていると、メンタル的にも強い馬なのかもしれません。今後も牡馬に打ち勝っていってほしいなと思います。

 また、2着に敗れたシンエンペラーも、今後が期待される良血馬。ホープフルSでは、まっすぐ走れたらさらに強いんだろうな、と思わせる走りでした。パトロールビデオを見ると、最後の直線は6頭分くらい斜めに走っていましたからね。まっすぐ走れるようになったら、きっと"真の皇帝"になれる! そう思っています。

 このような注目馬たちが今後、どう成長していくのか。昨年の3歳馬はすべて、私にとって「初めまして」の馬でしたが、今年はデビュー時からチェックしている馬ばかり。難解な予想に頭を悩ませながらも、これからの3歳戦が楽しみです!

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