竹俣紅アナ「推し」がまさかのダート参戦! 東京新聞杯の注目馬は? (2ページ目)
ただ、今年に入って明け3歳の重賞レースを見ていると、予想がすごく難しいなと実感させられます。
たとえば、1月に行なわれたフェアリーS。データ的にはラヴスコールが最も有力だったので、この馬を本命に。結果、3着には来てくれたものの、勝ったイフェイオンは、そもそも関西馬という点だけでもデータ的にはマイナス材料でしたし、キャリア2戦以上で牡馬との対戦経験がないという点でも、不安要素を抱えていたのです。こういう馬を予想で導き出すのは、私には難しいんですよね。
それから、過去のレースを振り返ってみると、2歳戦で活躍していた馬でも、年明け後の成績が振るわなかったり、逆に年が明けて一気に台頭してくる馬がいたりして、2歳戦の印象ばかりに引っ張られて判断すると、なかなか予想が当たらないのではないかと思っています。
この記事に関連する写真を見る さて、今週はGIII東京新聞杯です。
能力が高いと思うのは、やはりマスクトディーヴァです。前走のGI秋華賞では、リバティアイランド以外の馬のなかでは際立って強かったですからね。
この馬は、GIIローズSの予想をする時に初めて知り、本命ではなかったものの、的中させてくれた馬。秋華賞のあとは何のレースに出てくるのだろうと楽しみにしていました。
今回は、初関東・初マイル・初の斤量56kgというのをどう考えるかがポイントになりそうです。
そして、こちらも次走は何なのだろうと楽しみにしていたのが、ウンブライル。
前走のGINHKマイルCでは、最後の直線で後方からすさまじい脚を繰り出して、勝ったシャンパンカラーに迫ってきたこの馬。3歳同士とはいえ、牡馬相手にすばらしい走りでした。
前走だけ見ると追い込みの印象が強い馬ですが、過去のレースを見ると、中団で競馬ができる馬なんですよね。休み明けですが、いいポジションにつけられれば、いきなり重賞初制覇もあると思います。
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