【箱根駅伝2026】混戦模様のレースは識者の予想もさまざま 第102回にして初優勝の大学が出る展開も?
識者が予想する箱根駅伝トップ10 後編
(前編:識者がトップ10を予想 「5強」による優勝争いの行方、シード権争いを強いられそうな大学は?>>)
識者が予想する箱根駅伝のトップ10。前編では2人の識者が、ともに前回王者・青山学院大を3位と予想するなど、 "5強(青学大、駒澤大、國學院大、早稲田大、中央大)"を含めてレースは混戦模様。後編も、識者によって予想は分かれた。
優勝を争いそうな(左から)駒澤大、中央大、國學院大 photo by SportsPressJP/アフロこの記事に関連する写真を見る
【補欠登録を含め、各大学のキーマンに注目】
■酒井政人(スポーツライター)
1位:青山学院大
2位:駒澤大
3位:中央大
4位:國學院大
5位:早稲田大
6位:創価大
7位:帝京大
8位:城西大
9位:順天堂大
10位:東洋大
青山学院大は1区で大きく出遅れなければ、補員登録だが当日変更で2区に入るだろう黒田朝日(4年)でトップ争いに浮上できる。抜群のピーキングで3区と4区も好走するのではないか。1年生コンビが担う山を乗り切れば、過去2大会のように復路は独走するだろう。
駒澤大は主力5人を補欠登録。山川拓馬(4年)の入る区間によって攻め方が変わってくるが、佐藤圭汰(4年)が担う区間(3区か)でライバル校を大きく引き離すことができれば優勝が見えてくる。
中央大は2区の溜池一太(4年)と、3区の本間颯(3年)は計算できるが、前回のように1区で独走するのは簡単ではない。ただ、選手層が厚く復路が強力なだけに、往路で前回以上のレースができれば30年ぶりの優勝が期待できる。
國學院大は総合力のあるチームだが、2区で青学大に対抗するのは難しい。加えて5区も読めない部分がある。出雲駅伝のように"つなぎ区間"で攻めることができれば優勝争いに加われるだろう。
早稲田大は5区に工藤慎作(3年)が控えていることもあり、往路はV候補だ。6区にも、前回5位の山﨑一吹(3年)が登録された。しかし、7区以降は"5強"のなかでは劣るので、逃げ切るのは難しいと予想する。
創価大は、順当なら補欠登録のスティーブン・ムチーニ(3年)と山口翔輝(2年)が往路の2区と4区に入るはず。1区で大きく出遅れなければ、往路を上位で折り返すことができるだろう。6区に入った小池莉希(3年)の走りにも注目したい。
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著者プロフィール
酒井政人 (さかい・まさと)
1977年生まれ、愛知県出身。東農大1年時に出雲駅伝5区、箱根駅伝10区出場。大学卒業後からフリーランスのスポーツライターとして活動。現在は様々なメディアに執筆している。著書に『箱根駅伝は誰のものか』『ナイキシューズ革命 〝厚底〟が世界にかけた魔法』など。
杉園昌之 (すぎぞの・まさゆき)
1977年生まれ。スポーツ総合出版社の編集兼記者、通信社の記者として働いた後、フリーランスのスポーツライター兼編集者へ。現在はサッカー、ボクシング、陸上競技、野球、五輪競技全般とジャンルを問わずに取材している。















































