大激変の3歳牡馬ランキング。「主役」不在のままクラシックに突入していくのか (4ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 5位には、同ポイントで3頭の馬が入った。ホープフルSの勝ち馬ドゥラエレーデ、同レースで3着となったキングズレイン、そして朝日杯FSで2着と奮闘したダノンタッチダウン(牡3歳/父ロードカナロア)である。

伊吹氏
「ドゥラエレーデは、1月22日終了時点の本賞金が8370万円で、JRA所属の3歳牡馬のなかで単独2位。2021年のセレクトセールにおける購買価格は1億1000万円(税込)でした。

 母のマルケッサは現役生活こそ5戦0勝に終わったものの、半兄にサトノダイヤモンドがいる良血馬。なお、母の母マルペンサは現役時代にアルゼンチンのGIを3勝している活躍馬です。もともと血統のポテンシャルは高いわけですし、先行脚質が嫌われるなどの理由で今後も実績を過小評価される場面があったら、積極的に狙っていきたいと思います」

木南氏
「キングズレインは、手塚厩舎のスタッフからもGI3勝のフィエールマンとか、現役トップマイラーのシュネルマイスターとか、そういうレベルと並ぶ馬だと聞いています。厩舎の評価としては『古馬になってから』との見立てのようですが、前走のホープフルSの内容ならクラシックにも十分間に合うかも、と見ています」

本誌競馬班
「ダノンタッチダウンは、朝日杯FSで僅差の2着。ドルチェモアを追い詰めた末脚には大きな魅力を感じます。ただ、距離が延びてどうか? という不安もあって、クラシックよりもNHKマイルC向きのようにも見えます。今後のローテーションに注目したいと思います」

 今回番付入りした6頭のうち、実に5頭が初のランクインインを果たした。まさしく激しい戦国の様相となっている3歳牡馬戦線。これから続いていくステップレースの結果次第では、ランキングのさらなる大変動がありそうだ。

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