エリザベス女王杯は古馬相手にもひけをとらない3歳勢に注目。一発あるなら後方に構える「第3の馬」 (3ページ目)

  • 大西直宏●解説 analysis by Onishi Naohiro
  • photo by Sankei Visual

 秋華賞は残念ながら除外されて"三冠皆勤"とはなりませんでしたが、同日に行なわれた3勝クラスで古馬牡馬相手に快勝。初コンビだった川田将雅騎手がメンバー最速となる上がり33秒0の末脚を生み出して、新たな一面も引き出されました。

 立場的に"正攻法で受けて立つ"という馬ではないので、今回もおそらく後方から一発を狙う乗り方になると思いますが、その乗り方に専念できるからこそ、不気味です。

 昨年も上位を独占したのは、序盤で後方に待機していた馬たち。今年も前が少しでも流れる展開になれば、後方待機のこの馬に出番があるかもしれません。

 ということで、ピンハイを今回の「ヒモ穴」に指名したいと思います。

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