ナミュールの妹ラヴェルがまもなくデビュー。担当スタッフも高評価を与える走りに注目 (2ページ目)
「厩舎のスタッフからは、『ラヴェルはいいフットワークをしていて、(走りに)柔らかみがある』といった上々の評価が聞かれました。間近で見ている担当者も、『現時点で、若駒としての基礎体力がしっかりついている』と太鼓判。かなりの手応えを得ているようです」
また、この馬の馬格や将来性についてはどうか。先述のトラックマンが続ける。
「馬体重は440kgほどですが、『460〜470kgと言われても不思議ではないほど、馬体を大きく見せる』とスタッフ。そこは、走る馬の条件として、見逃せないポイントと言えるでしょう。
さらに、スタッフによれば『姉と同様、将来性がありそう』とのこと。気性的にも素直で、『長い距離も十分に持ちそう』と話していました。順調に育っていけば、来週のクラシックに向けて期待が持てそうです」
初陣は、7月10日の2歳新馬(小倉・芝1800m)。同レースには、他にも良血馬が参戦する予定だが、ここで結果を出せば、今後がますます楽しみになる。
いよいよ競走馬としてのキャリアをスタートさせるラヴェル。姉が果たせなかったクラシック制覇を遂げることができるのか。まずはデビュー戦の走りに注目である。
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