2022.07.09

プロキオンSで高額配当再び!? 小回りのダート戦を得意とする2頭の穴馬に要注意

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 夏のダート重賞、GIIIプロキオンS(小倉・ダート1700m)が7月10日に行なわれる。本来、中京・ダート1400mが舞台となるレースだが、京都競馬場の改修工事の影響で、一昨年は阪神・ダート1400m、そして昨年と今年は小倉・ダート1700mでの施行となった。

 過去10年の結果を振り返ってみると、中京開催時は2012年こそ12番人気のトシキャンディが勝って波乱となったが、それ以外は上位人気馬が勝ち負けを演じることが多く、比較的堅い印象のあるレースだった。

 ところが、一昨年は同じ距離でも中京と阪神とでは適性が異なるためか、3連単は80万円超えの高配当となった。さらに昨年は、競馬場だけでなく距離が変わったこともあって、3連単は190万円超えと高額配当が飛び出した。こうしてみると、舞台変更によって"荒れる"傾向が強まった一戦と言える。

 そうなると、舞台適性を重視したほうがいいかもしれない。では、小倉・ダート1700mという舞台ではどういった馬を狙うべきなのか。デイリースポーツの大西修平記者はこう語る。

「昨年のプロキオンSもそうでしたが、基本的に小倉・ダート1700mは、逃げ、先行馬に有利なコース設定と言っていいでしょう。

 過去10年の傾向を調べると、実は勝率、連対率、複勝率では"まくり(の馬)"の数字が最もいいんです。ただ、これはサンプルの絶対数が少ないことも影響しています。勝ち鞍で言えば、先行馬が一番多く、次に逃げ馬です。先行激化となったケースに限って、まくりが決まるという認識でいいのではないでしょうか。

 ですから、この条件では差し、追い込みの有力馬については、疑ってかかったほうがいいと考えています。昨年は雷鳴が響く特殊な条件で行なわれましたが、好位で運んだメイショウカズサ(9番人気)がレコード勝ち。2番手で運んだトップウイナー(14番人気)が2着、逃げたメイショウウズマサ(12番人気)が3着に入りました。今年は昨年ほどの高速決着にはならないと思いますが、やはり好配当を運んでくるのは、逃げ&先行馬と見ていいでしょう」