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プロキオンSで高額配当再び!? 小回りのダート戦を得意とする2頭の穴馬に要注意 (2ページ目)

  • 土屋真光●文 text by Tsuchiya Masamitsu
  • photo by Eiichi Yamane/AFLO

 そこで、大西記者は昨年も波乱の立役者となった"リピーター"を穴馬候補に挙げる。

「昨年2着のトップウイナー(牡6歳)です。今年も大いにチャンスがあると思っています。

プロキオンSでの大駆けが期待されるトップウイナープロキオンSでの大駆けが期待されるトップウイナーこの記事に関連する写真を見る 前々走のリステッド競走・ブリリアントS(5月1日/東京・ダート2100m)では、距離のあるレースで番手から5着と粘りました。前走のオープン特別・三宮S(6月12日/中京・ダート1800m)では12着に沈みましたが、勝ち馬に早めに来られる厳しい形になったことが災いしました。スムーズなら、巻き返しが十分に期待できます。

 それに、小倉のダート戦は2戦して2着2回。今回の条件は間違いなく合っています。逃げても番手でも競馬ができるのがこの馬の強みですし、昨年マークした1分41秒3という時計は、今年の出走メンバーのなかでは最上位。渋って脚抜きのいい馬場になれば、さらに粘りが増しそうです。

 鞍上の城戸義政騎手もパートナーの特徴をしっかりと理解し、手の内に入れています。中間も好気配をキープできている印象ですし、自分のリズムで運べれば、一発あっても驚けませんよ」

 大西記者はもう1頭、遅咲きのダート巧者に注目する。

エクレアスパークル(牡8歳)です。前走のオープン特別・吾妻小富士S(5月1日/福島・ダート1700m)では7着に敗れたものの、もともとダート1700m戦では5戦2勝、2着1回、4着1回と得意にしています。

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