【木村和久連載】おトクで楽しい、プロトーナメントの「現地観戦術」 (4ページ目)
(4)ギャラリー用テントでテレビを見ているのが一番楽
コースまで行ってテレビを見るのか、と思うかもしれませんが、コース内のテレビ中継は独特な雰囲気があります。
何より、テレビ放送よりも多めの画面で見られます。ギャラリー用に、18番の定点カメラとか、いくつものシーンが複数のモニターで映し出されていることが多いです。ゆえに、家で見ているテレビ中継より、臨場感が断然あります。
そもそもテレビ中継の多くは録画じゃないですか。会場では生中継で、しかも選手よりも全体の順位を把握できます。
ギャラリー用のテントに座って、目まぐるしく変わる試合の状況をビールでも飲みながら観戦し、つまみをほうばっていることの楽しさよ、ですね。
(5)SNSはしないほうがいい
有名なトーナメントなどで優勝が決まった瞬間、喜び勇んでいち早くSNSなどに上げる人がいますが、それについては迷惑に思う人が結構いるようです。
過去に、そうやって情報をアップしたのですが、「あとで録画した映像をハラハラしながらみたいので、結果を教えないでください」と注意されました。
よかれと思うことが、余計なお世話だってことはよくあります。勝負の行方は「教えて」と頼まれた人だけにメールをしましょう。
(6)帰るのはちょっと早めか、遅めか
トーナメントが終了して帰り支度を始めると、みんなも一斉に動き出しますから、シャトルバスが満員となります。それを避けるには、どうしたらいいか?
だいたい勝負の行方が見えてくる、最終組が17番ホールをプレーしているあたりで、帰り始めるのがいいでしょう。コース内で流されているミニFMの放送を聞きつつ、会場を後にしてシャトルバスに乗車。電車に乗る頃には試合後までいたギャラリーも合流しますから、そこで結果を知ればいいのです。
4 / 5