サッカー日本代表が来年のワールドカップでドイツと対戦したら? 3度つけ入るスキはあるのか (3ページ目)
同じ理由で、森保ジャパンが再びドイツを倒すカギは、欧州で実績を積む上田綺世になるかもしれない。スコットランドリーグMVPの前田大然、ブンデスリーガで二桁得点の町野修斗もそれに続くストライカーだが、やはり上田が殻を破れるか。前回のドイツ戦では決勝点を叩き込んだが、瞬間的にコースを変える反応はまさにストライカーだった。名手マルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが一歩も動けなかったほど。2024-25シーズンはケガに苦しんだが、得点パターンの多さも含めて期待がかかる。
次にドイツと戦っても、日本に勝機はあるだろう。
ただし、日本がドイツを凌駕したわけではない。ドイツではワールドカップベスト16でも「失敗」と批判を浴びるだろう。それだけの歴史と実績の差があることは念頭に入れるべきだ。
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著者プロフィール
小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
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