冨安健洋、鎌田大地はやや有利か CLグループステージを突破するのはどこだ (4ページ目)
CL出場数はいまや代表キャップより重い選手の勲章である。その数を競うことは出世争いそのものである。
グループEを戦う4チーム中3チームに日本人選手が所属するということは、このなかから少なくとも誰か、決勝トーナメントを戦う選手が現れることを意味する。グループEを勝ち抜く日本人選手は誰なのか。鎌田のラツィオやや有利と見るが、接戦必至だ。
また、グループDを戦う久保建英所属のレアル・ソシエダは、昨季、CL準優勝のインテル、昨季ベスト8のベンフィカに次ぐ3番手と目される。ベンフィカは意外に強い。結果はいかに。
著者プロフィール
杉山茂樹 (すぎやましげき)
スポーツライター。静岡県出身。得意分野はサッカーでW杯取材は2022年カタール大会で11回連続。五輪も夏冬併せ9度取材。著書に『ドーハ以後』(文藝春秋)、『4-2-3-1』『バルサ対マンU』(光文社)、『3-4-3』(集英社)、『日本サッカー偏差値52』(じっぴコンパクト新書)、『「負け」に向き合う勇気』(星海社新書)、『監督図鑑』(廣済堂出版)、『36.4%のゴールはサイドから生まれる』(実業之日本社)など多数。
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