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鎌田大地にゴール量産の予感。試行錯誤中のフランクフルトで「役割が変わった」 (3ページ目)

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko
  • photo by AFLO

 今はそれをマリオ・ゲッツェがやってくれたり、違う選手がやってくれるので、僕自身がペナルティエリアに入ってクロスに合わせたり、という回数が増えている。去年からやっていたけど、自分の役割が少し変わったということですね」

 コスティッチがいなくなったことは決してマイナスばかりではないという点については、ケルン戦のFKにも言えるのだという。

「最初は(ルカ・)ペレグリーニが蹴りたそうにしていましたけど、『俺が蹴る』と言って蹴りました。あれはフィリップ(コスティッチ)がいたら、またフィリップが蹴っていたかもしれない。彼がいなくなって悪いことだけじゃなくて、いいこともあると思うので、それを続けていくだけですね」

 チームはまだまだ流動的で、ポジションやシステムは変わるだろうが、鎌田にフォーカスすれば、昨季までとは違ってゴール前に積極的に入れる状況ができている。ゴール量産、などというシーズンが期待できるかもしれない。

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