岡崎慎司はなぜウエスカの2部降格を阻止できなかったのか。去就に注目 (3ページ目)
◆欧州でプレーする日本人選手32人の今シーズンを5段階評価で総括。最高評価は誰だ?
ただし、降格したチームで最後はベンチを温める時間が長かったのは事実で、厳しい評価にならざるを得ない。その点はエイバルの乾貴士、武藤嘉紀も同じだ。ヘタフェの久保建英だけが違いを示したことになるか。
岡崎のウエスカとの契約は今年6月で満了する。まだ去就は明らかになっていないが、本人は退団を示唆している。北京五輪世代は本田圭佑(ネフチ・バクー/アゼルバイジャン)、長友佑都(マルセイユ)、香川(PAOK/ギリシャ)など、海外でのプレーにこだわる仲間が多いだけに、岡崎もまだ海外挑戦を続ける可能性がある。スペインでも、個人での1部残留は難しいが、2部ではまだ十分に通用するだろう。
経験値を考えると、Jリーグを含めて引く手あまたのはずだ。その決断が注目される。
3 / 3