香川真司もビックリ仰天?
ドルトムントが新監督を謎起用で迷走続く (4ページ目)
ドルトムントとシュテーガーとの契約は今季終了まで。シュポルト・ビルト(ビルト紙のスポーツ版)によれば、ドルトムントは来季、ユリアン・ナーゲルスマン現ホッフェンハイム監督の引き抜きを目論んでいるという。ナーゲルスマンは一昨季、ブンデス史上最年少監督ということで注目を浴びた30歳。順調に結果を出し続けており、現在ホッフェンハイムはドルトムントより上位にいる。
ただし、ナーゲルスマンにはバイエルンも手を伸ばしていると言われ、早くも争奪戦の様相を呈している。来季監督の人事情報が飛び交うようになった場合、シュテーガー新監督の求心力はどうなるのか。いずれにせよ、ドルトムントの混乱は当分続くことになりそうだ。
香川個人についていえば、この際、沈みかけた泥舟から脱出するのもひとつの選択肢なのではないだろうか。来年のロシアW杯、そして来季以降の自分のサッカー人生を考えると、迷走が収まらないドルトムントを離れるという手も十分あり得るように思われる。
◆ハリルは日本より北朝鮮の監督に向いている。決定的に相性の悪いサッカー観の違い>>
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