1部残留へ。ヘルタ原口元気が信頼を勝ち得た理由 (4ページ目)
つまり、原口にこれから求められるのは、重要な局面での1対1をより高めていくことだ。「もう一歩上に行くためには、それ(1対1で勝つこと)をゴール前でやる。中盤やサイドでの1対1は勝てるようになってきましたけど、ゴール前で勝てるように。そこが一番の課題」と原口自身もそれを強く意識している。
そして原口はそんなプレイをすでにピッチで見せ始めている。第31節ボルシアMG戦(5月3日)では、アシストこそ付かなかったが、原口が左サイドで1人をかわして上げたクロスからゴールが生まれた(結果は1-2で敗北)。原口自身もそこに手応えは感じている。あとはその質と量を上られるかが問題となってくる。
5月16日のフランクフルト戦はスコアレスドローに終わり、今季は残り1試合。原口自らの活躍でチームの1部残留を決め、良い形でシーズンを終えたいところだ。
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