ヴァンフォーレ甲府を見守って28年。県民みんなで支え続けたからこそ、天から「まさか!」が降りてきた (4ページ目)
さあ、天皇杯で優勝したことで、来年はACLの冒険が待っている。これがご褒美なのか、試練なのかはわからないが、でも、もう自分が生きている間に甲府がACLに出るなんてことはないだろうから、バチがあたることも覚悟して、思いきり楽しもう。
もしそれでJ3に降格したって、いいじゃないか。それも、人生の「下り坂」のひとつにすぎないし、どうせなら、ジリ貧に陥りつつあるクラブの体制を刷新する機会にすればいい。またそこからみんなで支え合って、「上り坂」にすればいいだけのことだ。
甲府にとっての天皇杯優勝は、それだけの代償を払ってもいいと思えるくらい、とてつもなく偉大な歴史になったと思う。
【写真・画像】Jリーグ30年。歴代最強チームのフォーメーション
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