FC岐阜サポーターが無償で作成。
横断幕が繋いだALS患者との絆 (4ページ目)
手紙を頂いたことはもちろん覚えていました。FC岐阜に関わった子供たちが前向きに夢を持って生きていく、これこそがFC岐阜の存在意義だとお手紙を拝読して熱く感じた記憶も、ありありと蘇って来ました。
是非Kさんにお願いしたいとお伝えしました。デザインの希望を聞かれたので私は、
・日本ALS協会岐阜県支部の文字が入っている
・さりげなくFC岐阜とのコラボが見える
という極めて抽象的な注文をしました。
時が過ぎ、Kさんからデザインが出来上がったとご連絡をいただきました。一目見て私は感動しました。ALSのAに岐阜県の地図を入れ、サポーターの合言葉『WE ARE GIFU』が入っています。私の想像を超えた文句なしのデザインでした。
またデザインを手掛けたKさんのサポーター仲間であるKさんは、デザインの版権等の権利を無償で岐阜県支部に譲ると仰ってくれました。
そして、待ちに待った受け取りの日がやって来ました! 奇しくもその日は、FC岐阜のアカデミー(中学生・高校生)選手及びスタッフ向けに私が講演する日でした。FC岐阜のエンブレムの重みを語り尽くした後に、横断幕との対面を果たしました。
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