FC岐阜サポーターが無償で作成。
横断幕が繋いだALS患者との絆
FC岐阜前社長 恩田聖敬 特別寄稿2020
サッカーJリーグ・FC岐阜の運営会社である株式会社岐阜フットボールクラブの前社長で、現在日本ALS協会岐阜県支部の支部長を務める恩田聖敬です。6年前ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症して、病状の進行により職務遂行困難となり、FC岐阜の社長を辞任しました。
FC岐阜サポーターへの感謝の思いを語った恩田聖敬 ALSと闘いながらの社長在任中、私の心の支えとなったのはサポーターの横断幕とチャント(応援歌)でした。「ALSでも共に闘おう!」。私はサポーターの力によって限界まで職務遂行の気力を持ち続けることが出来ました。
それに、FC岐阜サポーターにとどまらず、相手チームのサポーターからも数多くの横断幕や寄せ書きを頂戴しました。選手でもないのにこれだけの横断幕を作ってもらったのは、Jリーグ史上おそらく私だけだと思います。幸せ者だと心から思います。
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