「西野さんはカンで勝負する」。
松原良香が語る恩師のマネジメント術 (5ページ目)
ずっと現場をやっていたのが、技術委員長になって、ちょっとサッカーを見る目が変わったとおっしゃっていました。2030年や2050年の日本の目標があるなかで、今回のW杯があるというように、これまでと違う角度でサッカーを見るようになった、と。
今回も隣に手倉森誠さんや森保一さんを置いて、東京オリンピックやカタールW杯、さらに下の世代が育っていく環境をどうつくっていくかということを考えていたと思います。ただ単に監督として采配を振るっただけではなくて、先のことも考えながら、いろいろな覚悟を持ちながらの大会だったのだろうと思います。
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