【プロ野球】初芝清がすごいと唸った4人の好投手 「これがあの清原和博を3三振に仕留めたストレートか」 (4ページ目)
── 都市対抗と日本選手権での好成績は、指導者としての手腕だと感じます。指導の根底には何があるのですか?
初芝 こちらが伝えたことを、選手たちが素直に実行してくれたおかげです。そして何より、本人たちが納得したうえで取り組まなければ、技術は身につかないと思っています。
── 具体的にはどんなところですか?
初芝 私の世代は、理由を説明されることもなく、ひたすら「やれ」と言われて育ってきました。「量から質が生まれる」という考え方の時代だったと思います。一方で、今の選手たちは、そうした環境で育ってきてはいません。「これができるようになったから、次はこういう打ち方をしてみたらどうかな」といった具合に、一つひとつ確認しながら進めていく必要があります。技術の"質"をきちんと伝えていくことが、指導の根本にあると感じています。
── 豊富な監督経験を踏まえ、ロッテのサブロー新監督に期待することは?
初芝 秋季練習から「量をこなす」ことに取り組んでいるのは、報道でも目にしてきました。これからは、そこにどんな"質"を加えていけるのかが問われると思います。何より大切なのは、指導者が選手と一緒になって取り組んでいくこと。そうした姿勢で進んでいってほしいですね。
初芝清(はつしば・きよし)/1967年2月26日生まれ。東京都出身。二松学舎から東芝府中に進み、88年のドラフトでロッテから4位指名を受けて入団。95年に打点王、ベストナインを獲得するなど、強打の三塁手として活躍。ロッテ一筋17年、「ミスター・ロッテ」「幕張のファンタジスタ」としてファンに愛され、2005年に現役を引退。その後、社会人野球のコーチ、監督を歴任し、現在は解説者として活躍中
フォトギャラリーを見る
4 / 4




























