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桑田真澄、松井秀喜、坂本勇人......。浅野翔吾に思い出す、巨人「高卒ドラ1ルーキー」の1年目とその後 (4ページ目)

  • 白鳥純一●取材・文 text by Shiratori Junichi
  • photo by Sankei Visual

【岡本和真(2014年・智辯学園高校)】

 2014年のドラフト会議で単独1位指名を受けて巨人に入団し、現在4番を務める岡本も、ルーキーイヤーの2015年に1軍の舞台を経験している。

 8月28日の中日戦に代打として初出場し、セカンドライナー。代打で起用された9月5日のDeNA戦では2ランホームランを放ち、プロ初安打、初打点、初本塁打をマークした。この年は2軍で69試合に出場して打率.258、1本塁打、16打点。1軍では17試合に出場し、打率.214、1本塁打、4打点の成績を残した。

 2年目の2016年は、2軍の4番打者として起用され、打率.261、18本塁打、74打点を記録して打点王のタイトルを獲得。フレッシュオールスターでのMVP選出など、徐々にその才能を磨き上げていった。

 大ブレイクを果たしたのは、プロ入り4年目の2018年のこと。1軍の主力に定着した岡本は全試合に出場し、打率.309、33本塁打、100打点の活躍。昨年まで5年連続の30本塁打をマークするなど、チームに欠かせない4番打者として打線を牽引している。

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