侍ジャパン、歓喜の世界一 決勝戦でのリアル二刀流に「大谷翔平のためのWBCだった」と攝津正は脱帽 (3ページ目)
優勝した日本だけでなく、決勝で対戦したアメリカや準決勝で激闘を繰り広げたメキシコも含め、各国ともどんどん一流選手が出てくる大会にWBCはなっています。第1回から大会自体の価値はどんどん上がっているので、3年後の第6回大会はさらにレベルアップするはずです。
そうしたWBCで、侍ジャパンは3大会ぶりの優勝を果たしました。まもなくプロ野球のペナントレースは開幕を控えているなか、この代表戦をきっかけに野球が好きになった人もたくさんいるはずです。そういう意味でも、非常に意義のある大会になったと思います。
著者プロフィール
中島大輔 (なかじま・だいすけ)
2005年から英国で4年間、当時セルティックの中村俊輔を密着取材。帰国後は主に野球を取材。新著に『山本由伸 常識を変える投球術』。『中南米野球はなぜ強いのか』で第28回ミズノスポーツライター賞の優秀賞。内海哲也『プライド 史上4人目、連続最多勝左腕のマウンド人生』では構成を担当。
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