【夏の甲子園2025】仙台育英・歴代ベストナインを選出! 佐藤由規、大越基、郡司裕也ら豪華布陣 (3ページ目)
残る外野の2枠は、現中日の上林誠知と元巨人の橋本到を選出。上林は3年時に主将を務め、甲子園では振るわなかったものの2012年秋の明治神宮大会で優勝に導いた。ソフトバンクから昨季中日に移籍して今季は見事な再ブレークを見せている。
橋本は2年春夏、3年夏の3度甲子園出場、主将を務めた2008年夏は6打数連続安打を記録した。ドラフト4位で巨人入りし、持ち前のスピードを生かして一軍に定着。地元・楽天に移籍した2019年限りで現役引退した。現西武の松原聖弥が外野の控え一番手か。
一例として示したオーダーは上林、郡司の現役NPBプレーヤーが中軸を務め、活発な打線が期待できそうだ。最後に、昭和時代に甲子園やNPBで名を残した面々で、1978年夏の延長17回の力投が忘れがたい大久保美智雄(のち広島)、大洋、日本ハムで活躍した捕手・加藤俊夫、中日のいぶし銀・関東孝雄らが惜しくも選外になったことを付け加えておく。
著者プロフィール
戸田道男 (とだ・みちお)
1961年岩手県一関市生まれ。明治大学卒業後、東京スポーツ新聞社で4年間野球担当記者を務めたのち、ベースボール・マガジン社入社。週刊ベースボール、ベースボール・クリニックほか野球関係の雑誌、ムックの編集に携わる。2011年に同社を退職し、同年から2021年まで廣済堂出版発行の「ホームラン」編集を担当。現在はフリーランスの立場で野球関連の編集者&ライターとして活動中。
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