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【選抜高校野球】甲子園を沸かせる注目野手10人 走攻守揃うアスリートからヴェールに包まれた超大物スラッガーまで (2ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

昨年5月に2年生ながら主将に任命された横浜・阿部葉太 photo by Kikuchi Takahiro昨年5月に2年生ながら主将に任命された横浜・阿部葉太 photo by Kikuchi Takahiroこの記事に関連する写真を見る阿部葉太(横浜3年/中堅手/179センチ・84キロ/右投左打)

現時点で「侍ジャパンU−18代表入りは堅い」と断言できる外野手。中堅からの低い軌道で伸びてくるスローイングは圧巻で、シートノックから目が離せない。すでに大学生のような筋肉質の体躯を誇り、ロスの少ない打撃フォームから力強い打球を放つ。盗塁可能な足も兼ね備え、同校の外野手では淺間大基(日本ハム)以来のアスリート型の逸材だ。2年生の5月から先輩を差し置いて主将に就任したというリーダーシップ、勝負どころで実力を発揮できる役者ぶりも大きな武器。昨秋の明治神宮大会で優勝を飾ったチームを今春もリードオフマンとして牽引する。

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