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【選抜高校野球】甲子園を沸かせる注目野手10人 走攻守揃うアスリートからヴェールに包まれた超大物スラッガーまで (5ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

市和歌山の強肩捕手・川邉謙信 photo by Kikuchi Takahiro市和歌山の強肩捕手・川邉謙信 photo by Kikuchi Takahiroこの記事に関連する写真を見る川邉謙信(市和歌山3年/捕手/175センチ・82キロ/右投右打)

紀州の強肩捕手。遠投105メートルのスローイングは地肩に頼るのではなく、低い捕球姿勢から下半身を使って投げる合理性がある。二塁に向かって低く、伸びていく軌道はプロを意識できるレベルだ。低めの変化球に対して、ミットを落とすことなく捕球できるさりげない技術も。昨秋は守備面の負担を軽減するため打順は6番だったが、ツボにはまればサク越えの爆発力も秘める。肩の力が抜ければ、甲子園での大爆発も期待できそう。同校では松川虎生(ロッテ)以来のドラフト指名を狙える捕手だ。

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