【2024年夏の甲子園注目投手10人】最速152キロ右腕、198センチの超大型左腕など多士済々 (4ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

今春のセンバツも経験した関東一の坂井遼 photo by Ohtomo Yoshiyuki今春のセンバツも経験した関東一の坂井遼 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る坂井遼(関東一3年/178センチ・78キロ/右投右打)

季節が巡るたびに進化の跡が見える右腕。最速149キロのスピードと、ストレートの軌道から鋭く変化するスライダーのコンビネーションは初見では攻略が難しい。1年前と比較すると現在のボールの圧力、投球の精度は別人のよう。今夏の東東京大会は実戦派左腕・畠中鉄心との2本柱で順当に勝ち進み、決勝では強打線の帝京を4回1失点と封じて優勝を呼び込んだ。今春のセンバツは初戦の八戸学院光星戦で粘りきれず敗れただけに、甲子園で借りを返したい。

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