【2024年夏の甲子園注目投手10人】最速152キロ右腕、198センチの超大型左腕など多士済々 (5ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

身長198センチの大型左腕、東海大相模の藤田琉生 photo by Kikuchi Takahiro身長198センチの大型左腕、東海大相模の藤田琉生 photo by Kikuchi Takahiroこの記事に関連する写真を見る藤田琉生(東海大相模3年/198センチ・96キロ/左投左打)

198センチの威容を誇る超大型左腕。巨体にもかかわらずバランスよくボディコントロールができて、名門のエースらしい心身を兼ね備える。今夏は出力が一段と上がっており、自己最速の149キロを計測した。バレーボール経験者の両親の影響を受け、実際にスパイクを打つことで腕の振りを矯正する独自の調整法を持つ。2年生右腕・福田拓翔も最速150キロの加速感のある速球とカーブ、フォークなど縦系の変化球が出色で早くも来年のドラフト上位候補と評したい。この二枚看板は全国トップクラスになるだろう。

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