【2024年夏の甲子園注目投手10人】最速152キロ右腕、198センチの超大型左腕など多士済々 (3ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

花咲徳栄の速球派右腕・上原堆我 photo by Sankei Visual花咲徳栄の速球派右腕・上原堆我 photo by Sankei Visualこの記事に関連する写真を見る上原堆我(花咲徳栄3年/178センチ・84キロ/右投右打)

全国区になれる実力を持った速球派右腕。今春に前橋商との練習試合で最速148キロを計測し、ドラフト上位候補・清水大暉を目当てに訪れたスカウト陣に大きくアピールした。ワインドアップの大胆なアクションから、捕手のミットを激しく叩く球威が最大の特徴。今夏の埼玉大会では血マメが潰れるアクシデントに見舞われたものの、打線の援護もあって甲子園にたどり着いた。コンディションさえ万全なら、全国の強打者をねじ伏せる可能性は十分にある。

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