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ドラフト1位指名確実&サプライズ候補を予想してみた 佐々木麟太郎はどうなる?  (4ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

 大学生投手として即戦力タイプ筆頭に挙がるのは下村だろう。上背はないものの総合力が高く、今春は抜群のゲームメーク力で大学日本一に大きく貢献した。

 武内は一見凄みが乏しいように見えて、打者を詰まらせる実戦的な投球が光る。今秋にかけて状態を高めている点も好材料だ。

 古謝は和田毅(ソフトバンク)のように、力感なく打者を差し込むストレートが投げられる好左腕。変化球の進境次第でプロでも早い段階で戦力になれそうだ。

 9月に入ると大学野球の秋季リーグも本格化してくる。ドラフト1位戦線に急浮上する新星は現れるのか、これからも目が離せない。

著者プロフィール

  • 菊地高弘

    菊地高弘 (きくち・たかひろ)

    1982年生まれ。野球専門誌『野球小僧』『野球太郎』の編集者を経て、2015年に独立。プレーヤーの目線に立った切り口に定評があり、「菊地選手」名義で上梓した『野球部あるある』(集英社/全3巻)はシリーズ累計13万部のヒット作になった。その他の著書に『オレたちは「ガイジン部隊」なんかじゃない! 野球留学生ものがたり』(インプレス)『巨人ファンはどこへ行ったのか?』(イースト・プレス)『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)など多数。

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