大阪桐蔭・前田悠伍だけじゃない! 最速151キロの快腕から素材型右腕までセンバツ大注目の好投手10人 (4ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki,Inoue Kota

高橋煌稀とともに仙台育英の投手陣を支える最速147キロ左腕の仁田陽翔高橋煌稀とともに仙台育英の投手陣を支える最速147キロ左腕の仁田陽翔この記事に関連する写真を見る仁田陽翔(仙台育英/175センチ・74キロ/左投左打)

殻を破ってほしい有望サウスポー。指にかかったストレートは爆発力があり、一目でプロの素材とわかる。タテに鋭く落ちるスライダーは空振りが奪えて、大学チームとの練習試合では9者連続を含む17奪三振をマークしたこともある。ただし、昨秋までは好不調の波が激しく、不安定な面が目立った。指にかかったボールをコンスタントに投げられるようになれば、難攻不落の投手になれるはずだ。岩手・大船渡一中出身で、佐々木朗希(ロッテ)の後輩にあたる。同じく左腕の田中優飛はゲームメイク能力が高く、豪華投手陣のなかで今春の甲子園デビューを果たせるか。

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