大阪桐蔭・前田悠伍だけじゃない! 最速151キロの快腕から素材型右腕までセンバツ大注目の好投手10人 (10ページ目)
最速148キロの球速を誇る東海大菅生の巨漢右腕・日當直喜この記事に関連する写真を見る日當直喜(東海大菅生/190センチ・105キロ/右投右打)
実戦での強さを発揮したい巨漢右腕。最速148キロの球速を誇るが、この投手のキモは精度が高いフォークにある。抑え込む試合は速球を見せ球に、要所をフォークで組み立てる。昨秋の公式戦では7試合で防御率0.78と抜群の安定感を見せた。左足のカカトを蹴り上げるような独特な投球フォーム。ひと冬越えて速球でねじ伏せるような強さが出てくれば、プロを狙える存在になりそうだ。尊敬する前監督が解任されて迎える大舞台で、意地を見せられるか。
菊地高弘氏新刊紹介
【タイトル】『離島熱球スタジアム』 鹿児島県立大島高校の奇跡
【著者名】菊地高弘
【発売日】2023年3月3日
【本体定価】1760円(税込)
著者プロフィール
菊地高弘 (きくち・たかひろ)
1982年生まれ。野球専門誌『野球小僧』『野球太郎』の編集者を経て、2015年に独立。プレーヤーの目線に立った切り口に定評があり、「菊地選手」名義で上梓した『野球部あるある』(集英社/全3巻)はシリーズ累計13万部のヒット作になった。その他の著書に『オレたちは「ガイジン部隊」なんかじゃない! 野球留学生ものがたり』(インプレス)『巨人ファンはどこへ行ったのか?』(イースト・プレス)『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)など多数。
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