大阪桐蔭・前田悠伍だけじゃない! 最速151キロの快腕から素材型右腕までセンバツ大注目の好投手10人 (9ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki,Inoue Kota

精度の高いスライダーを武器にチームを初のセンバツへと導いた光のエース・升田早人精度の高いスライダーを武器にチームを初のセンバツへと導いた光のエース・升田早人この記事に関連する写真を見る升田早人(光/181センチ・74キロ/右投右打)

スリムな体型に本格派投手としての資質が詰まった右腕。反射を使ったテイクバックで高いトップをつくり、しなやかに投げ下ろす。昨秋時点で最速141キロと驚く数字はないが、体の芯に力がついてくれば比例して球速が伸びるタイプだろう。本人が自信を持つスライダーは精度が高い。昨秋の中国大会準決勝では高川学園を4安打1失点と抑え、準優勝の原動力に。光をセンバツ初出場に導いた。なお、同校は1985年夏の甲子園で準優勝した宇部商のエースだった田上昌徳さんが投手コーチを務める。

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