大阪桐蔭・前田悠伍だけじゃない! 最速151キロの快腕から素材型右腕までセンバツ大注目の好投手10人 (2ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki,Inoue Kota

投手経験は浅いが、昨年秋に151キロをマークした専大松戸の平野大地投手経験は浅いが、昨年秋に151キロをマークした専大松戸の平野大地この記事に関連する写真を見る

平野大地(専大松戸/181センチ・84キロ/右投右打)

左投手の目玉が前田なら、右投手の目玉はこの投手。昨夏の千葉大会で2年生ながら最速150キロをマークし、一躍全国区にのし上がった。竜ヶ崎リトルで1学年上の赤羽蓮(霞ヶ浦→ソフトバンク育成1位)とバッテリーを組むなど、中学までは捕手としてプレー。投手歴は浅いものの、リリースの瞬間にエネルギーを集約する能力に優れる。昨秋は肋骨を痛めて本調子にはほど遠かったが、100キロ前後のカーブやタテに落ちるスライダーを駆使して関東準優勝に貢献した。万全な状態で迎えられれば自己最速の151キロの更新、さらにセンバツ史上最速となる153キロの更新も見えてくる。

2 / 10

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る