大阪桐蔭・前田悠伍だけじゃない! 最速151キロの快腕から素材型右腕までセンバツ大注目の好投手10人 (3ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki,Inoue Kota

昨年夏の甲子園で日本一の原動力となった仙台育英の高橋煌稀昨年夏の甲子園で日本一の原動力となった仙台育英の高橋煌稀この記事に関連する写真を見る高橋煌稀(仙台育英/183センチ・85キロ/右投右打)

総合力が高く安定感のある右腕。東北勢初の全国制覇を成し遂げた昨夏の甲子園では4試合に登板し、防御率0.75とチームに大きく貢献した。昨秋もエース格として公式戦33回2/3を投げ、防御率1.34を記録。左ヒザを胸まで上げるダイナミックな始動から、常時140キロ前後の速球は伸びがある。制球力の高さは超高校級で、スライダー、カーブ、フォークなどの変化球も交えて投球に破綻がない。ひと冬越えて本格派投手としての凄味が出てくれば、プロも視界に入ってくる。同じく右腕の湯田統真も昨夏の甲子園を経験した本格派だ。

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