夏の甲子園でプロ注目の12人をスカウトが分析。ドラ1候補になれる選手は? (5ページ目)
最速150キロを誇る大阪桐蔭の大型左腕・松浦慶斗この記事に関連する写真を見る松浦慶斗(大阪桐蔭/投手/186センチ・94キロ/左投左打)
「6月ごろから大きく足を上げ、反動を使って投げられるようになったのですが、それによって腕を振る感覚をつかんだと思います。体重移動もスムーズになったし、センバツの時と比べると劇的によくなりました。十分にプロレベルの投手です」(セ・リーグスカウトA氏)
「春までは高めに抜ける球が多く、体のブレも大きかった。三振を10個奪ったらフォアボールも10個出すという投手でしたが、この夏は『こんなにストライクが取れるの?』というぐらい安定していた。これだけの投球ができて鍛えていけば、ローテーション投手としてやっていけると思います。ただ、甲子園では1試合だけしか見られなかったので、この日のピッチングをどれだけ続けられるかですね」(パ・リーグスカウトB氏)
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