夏の甲子園でプロ注目の12人をスカウトが分析。ドラ1候補になれる選手は? (7ページ目)

  • 田尻賢誉●文 text by Tajiri Masataka
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

身長192センチの大型右腕、静岡のエース・高須大雅身長192センチの大型右腕、静岡のエース・高須大雅この記事に関連する写真を見る高須大雅(静岡/投手/192センチ・84キロ/右投右打)

「身長があって、ボールにスピードもある。それにフォークを投げられるのも魅力。これからツーシームなどの変化球を覚えていけば、さらに投球の幅が広がる。フォームはインステップが気になるけど、それは直せます。即プロという選択肢もありますが、個人的には大学で鍛えてからプロに行ったほうがいいんじゃないかと思います」(セ・リーグスカウトC氏)

「春の県大会で見た時は自信があるように思えませんでしたが、この夏は堂々と投げている姿が印象的でした。投手としての魅力はゲームをつくれること。インステップが課題という人もいますが、高須くんの場合はそれによって壁ができているし、コントロールをまとめている。インステップを直すと違う投手になってしまう可能性がある」(パ・リーグスカウトB氏)

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